あきいろブログ

30代主婦の日々の徒然です。子供のことや日々の生活や趣味のことを幅広く発信していきます。

今年度のプレイセラピーを終えて

こんばんは。

長女の一年生でのプレイセラピーと保護者(と言っても母親の私ですが)の面談が終了したので、この一年を振り返ってみたいと思います。

 

セラピー自体は小学校入学の約1年前より開始し、環境の変化による長女のサポートは万全だろうと入学を迎えました。

幸いにも近所には夕方になるとよく遊ぶ同級生やそのお姉ちゃんも複数人いたので、一緒に学校に行くことを楽しみにしていました。

入学前後にはチック症状(長女は口の動きや咳払い)もみられていましたが、本人は初めこそ緊張しているように見えましたがすぐに馴染み楽しんでいるようでした。

しかし、夏を前にして予期せね出来事が起きました。

主人の祖母が死去してしまいました。元々認知症が進み、自宅での生活が困難となり数年前から主人の実家近くの施設にお世話になっていました。1ヶ月前から急に食欲が落ち、寝てばかりいると聞いてお見舞いににも通っていましたが、もうすぐ100歳になろうかという高齢なことを踏まえて施設での自然な形での看取りとなりました。

主人は自分が大学に進学するまで、実家で両親と兄弟・祖父母と暮らしていました。本家いうのでしょうか?親戚という親戚が主人の実家に押し寄せました。主人には兄もいますが未婚ですので、このような時には私が長男の嫁のごとく働きます。

長女も学校を何日かお休みして葬儀等に参加しました。物心がついてからの初めて近い存在の死です。戸惑っている表情をしてみたり、いとことふざけてみたりとどのように受け止めているのかわかりませんでした。

私は毎日義父母のサポートに親戚一同の対応にと疲労困憊し、娘としっかり関わることができませんでした。

そして葬儀も済みひと段落した為自宅に帰り、日常が再開した時にやっと長女のチックがひどくなっていることに気がついたのです。

セラピーでも現状の報告と相談で、一時的に回数を増やし長女のことを見守って頂きました。

家ではさりげなく時間をコントロールしてあげて、ぼーっとしている時間は少しそっとしてあげたり、後で急がなくても良いように宿題が始められるように声かけしたり、外で遊びに誘ったりと満遍なく長女のやりたいこととやらなければならないことのバランスを取れるサポートに徹しました。

次第に長女も落ち着きを取り戻し、それ以降は時に大きな変化も無く過ごすことができました。

この時には先生には長女だけで無く、私も随分と助けられました。長女の対応に迷ったり、心配したりする時には先生のアドバイスに安心しました。親以外に長女のことをこんなにも考えてくれていることに感謝です。

1年生としての新生活でというより、予期せね出来事で長女の心が大きく乱れたという私にとってもまさかな展開となった1年生生活でした。

逆に小学校の準備は万全だったからこそ新生活での心の乱れは少なかったのでは!とも取れます…よね?

長女は予期せねことが起こるとストレスが大きいです。それが嬉しいサプライズのようなことであってもストレスを感じます。

今は先の見通しが出来ようサポートしていますが、今後はそんな自分を理解して、自分で見通しを立てられるようになって欲しいなと考えています。もちろんすぐにでは無くて、ずーっと先でいいんですけどね。