子供と親とお受験
こんにちは。
先日やる気スイッチグループ主催の『小3になるまでに知っておきたい中学受験準備のはじめ方』という講演会に参加させていただきました。
第一部はやる気スイッチからの昨今の中学受験の現状やはじめ方のお話がありました。
全体的に思考力と英語力が求められる割合が多くなっているとのことでした。
大体4年生から本格的な受験準備が始まるが、それまでに身に付けたいことは
1 数字や文字への得意感
数字は日常生活の中にあふれているが、それを見落とすことも多い。普段数えないものを数えたり計算することで親しみも湧いてくる。
文字は鉄則として綺麗さを求めない。綺麗な字が良いのは相手に分かりやすく、気持ちを含めて多くのことを伝えやすいため。鉛筆の持ち方も楽にたくさん書けるためであるという伝え方の方が子供には響きやすい。
2 やったらできるという気持ち
やったらできるという気持ちを持てるようになるように「何ができるようになったの?」というような、できたことにフォーカスしたやり取りから「自分はたいていのことはできるんだ」と意識させる。
なぜできないの?◯◯しないとダメでしょ!といった言葉かけはできない・できなかったことへ意識させてしまう。
3 話を聞く力
学校でも塾でも集団で話を聞き、理解して行動に移すことが基本となる。話を注意深く聞くことは学習の基本である。
とのことでした。
どれも具体的な勉強法というよりは、意欲的に勉強ができるようになるための基盤作りということのようです。
確かに親としては目先の文字の汚さやテストの結果に注目しがちでした。
注意ばかりでは子供も前向きにはなれませんよね/ _ ;
そして受験での大切なポイントでは
1 自己肯定感
ただ褒めるのではなく、失敗も受け止めてもらえる安心できる保護者との関係が大切。
2 良い習慣
良い睡眠・食事・安心して取り組める場所
自分の行動を見える化(どれだけの時間でどれだけのことができるかといった感覚を養う。アナログ時計を見えるところに置いて常に時間の意識ができる習慣をつける。)
3 自分で考えて自分で決める
自分で決めたということは頑張れる力になる。その力は最後まで頑張る気持ちにつながっていく。
という様なお話でした。ここでも勉強というよりもむしろ子育てについてのお話の様に感じました。
私たち夫婦は中学受験は経験していません。高校からの受験経験からどんな勉強をしていけばいいのだろうと、とても身構えていました。でもお話を聞いてみて、今は丁寧な子育てが大切なのだなと感じました。実際日々の忙しさを理由にしっかりと向き合えていなかったり、意図した働きかけができていないので実践してみたいと思いました。
そもそも子供たちは受験なんてまだ良く分かっていなくて、その時に彼女たちがどの様な決断をするのかは未知ではありますが…。親としてはどんな結果になろうとチャレンジして欲しいなと思う今日この頃です。