長女と発達
こんにちは。
このところ子供たちの記事が続いているので、この流れでいつか書きたいと思っていた長女についてです。
私の覚え書きとしてもという感じでゆる〜くお読み頂ければと思います。
長女にいつもと様子が違うと感じたのは4歳を過ぎて少し経った頃でした。
初めの言葉を伸ばすような(あーーあのね。のような感じ)話し方をするのです。
毎回でもないので、様子を見ていましたが良くなるどころか悪化する一方で、しまいには本人が「上手にお話できない」と不便に感じていることを伝えてくるようになりました。
同時期に幼稚園の方からもご指摘があり、何よりも本人が困っているのはかわいそうだと思い、市の子育て相談に連絡し面談していただくことになりました。
そこで初めて吃音という言葉を目の当たりにしました。
お恥ずかしい話ですが、看護師でありながら聞いたことがあるような?程度の理解でした。
改めて色々な原因があることや基本的に見守っていくこと、親としてはゆっくり話しかけてゆっくり聞いてあげることをアドバイスされ帰宅しました。
それから定期的な経過を報告し長女の様子を見て頂きました。
その間自然と吃音は無くなっていきましたが、大きく環境の変化があると(年度始めなど)咳払いが多くなりチックの症状が出始めました。
年長からは市の教育委員の管轄のプレイセラピーへと繋いでもらい、現在も継続してお世話になっています。セラピー以外にも母親の面談もして頂いてセラピーでの報告や、長女に関する相談などの機会になっています。
小学校入学にあたり初めて専門医に診ていただく機会がありました。そこで行動観察や親の話、セラピーの先生からのご意見,WISCの結果などを総合して自閉症スペクトラムの疑いというお話でした。
ここまでの結果に至るまでには3年という歳月や日頃の長女の言動も目の当たりにしてきているので、何かしらクリアではない部分があるのだろうと思っていました。
具体的な対策や方向性を定められるのでスッキリと清々しい気持ちでした。
長女の課題は注意欠陥なところと他人の気持ちの理解です。
学習に関してはついていけていますが、生活面でのサポートは未だ気が抜けません。長女らしさを大切にしながら生きづらいと感じることが少なくなるようにしてあげたいというのが保護者としての当面の目標であります。
私達夫婦としては、長女にあった育て方やサポートのし方を探していくための指針を明確にできたことをとても感謝しています。
発達障害という言葉に囚われ過ぎず、かと言って現実から目を背けなてはならないと考えている日々です。